令和6年9月13日 「第114回 加速器科学研究会」を開催致しました 今回の講師は、カルフォルニア大学バークレー校教授・東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構国際高等研究所特別教授の村山 斉 先生をお招き致し、都内で開催致しました。 先生は世界的な理論物理学者であり、素粒子理論における国際的なリーダーであると共に、基礎科学分野における指導者のお一人です。 宇宙の起源や、難解な素粒子物理の話題、またリニアコライダーの必要性や、その可能性などについて、分かり易い例えを用いて、機知に富んだお話を頂き、出席者からも、ご講演は「分かり易い例えを使われ、大変良く理解できた!」と、喜んでいただきました。 日 時 : 令和6年9月2日(月) 午後2時〜午後4時 会 場 : 赤坂インターシティコンファレンス 4F 演 題 : 「リニアコライダーが拓く未来」 〜宇宙誕生のなぞに迫る〜 村山 斉 先生 理論物理学者として、標準モデルを超える素粒子物理、場の量子論、衝突実験の物理、暗黒物質、暗黒エネルギー、インフレーション宇宙、大統一理論、ニュートリノ物理など、幅広いトピックスに取り組む。2007年10月から11年間、文部科学省の世界トップレベル研究拠点プログラムにより発足した東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構の初代機構長として、世界第一線の数学者・理論物理学者・実験物理学者・天文物理学者と協調し、各分野の知の融合を通し宇宙の根源的な謎の研究を推進し、機構の恒久化に貢献。最近では2022年11月米国エネルギー省・全米科学財団管轄の科学諮問委員会Particle Physics Project Prioritization Panel(P5)委員会の議長に選出され、約5,000人の関係分野研究者に影響する今後10年の高エネルギー物理学実験プロジェクトの優先課題の選抜、その間約2兆円の予算使途に関わる報告書を2023年12月に提出し、その後も日米を中心に精力的に研究活動を続けている。 ・1986年 東京大学理学部物理学科 卒業 ・1991年 同 理学研究科物理学専攻博士課程 修了。理学博士学位 ・2002年 西宮湯川記念賞受賞 ・2003年 米国物理学会フェロー ・2004年 カリフォルニア大学バークレー校 MacAdams冠教授 ・2007年 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構初代機構長 ・2011年 日本学術会議連携会員 ・2012年 内閣府「世界で活躍し“日本”を発信する日本人プロジェクト」の一人に選出 ・2013年 米国芸術科学アカデミー会員 ・2016年 基礎物理学ブレイクスルー賞(カムランド実験メンバーとして) ・2017年 リニアコライダー・コラボレーション(LCC)新体制副ディレクター(?2020年) ・2017年 アインシュタイン財団「世界に影響力を持つ100人」選出 ・2017年 アレキサンダー・フォン・フンボルト財団研究賞 ・2019年 東京大学特別教授、カブリ数物連携宇宙研究機構 浜松プロフェッサー ・2022年 米国科学振興協会(AAAS)フェロー ・2024年 ミラー・シニア・フェロー2024 【主な著書】 ・「宇宙は何でできているか」幻冬舎(2010) 中央公論新社新書対象2011 受賞 ・「宇宙は本当にひとつなのか」講談社(2011年) ・「宇宙はなぜこんなにうまく出来ているのか」集英社インターナショナル(2012年) ・「宇宙になぜ我々が存在するのか」講談社(2013年) ・「村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか?」朝日新聞出版(2013年) ・「宇宙を創る実験」集英社新書(2014年) ・「宇宙はなぜ美しいのか」幻冬舎(2022)など多数
令和6年9月13日
「第114回 加速器科学研究会」を開催致しました
今回の講師は、カルフォルニア大学バークレー校教授・東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構国際高等研究所特別教授の村山 斉 先生をお招き致し、都内で開催致しました。 先生は世界的な理論物理学者であり、素粒子理論における国際的なリーダーであると共に、基礎科学分野における指導者のお一人です。 宇宙の起源や、難解な素粒子物理の話題、またリニアコライダーの必要性や、その可能性などについて、分かり易い例えを用いて、機知に富んだお話を頂き、出席者からも、ご講演は「分かり易い例えを使われ、大変良く理解できた!」と、喜んでいただきました。
日 時 : 令和6年9月2日(月) 午後2時〜午後4時 会 場 : 赤坂インターシティコンファレンス 4F 演 題 : 「リニアコライダーが拓く未来」 〜宇宙誕生のなぞに迫る〜
村山 斉 先生
理論物理学者として、標準モデルを超える素粒子物理、場の量子論、衝突実験の物理、暗黒物質、暗黒エネルギー、インフレーション宇宙、大統一理論、ニュートリノ物理など、幅広いトピックスに取り組む。2007年10月から11年間、文部科学省の世界トップレベル研究拠点プログラムにより発足した東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構の初代機構長として、世界第一線の数学者・理論物理学者・実験物理学者・天文物理学者と協調し、各分野の知の融合を通し宇宙の根源的な謎の研究を推進し、機構の恒久化に貢献。最近では2022年11月米国エネルギー省・全米科学財団管轄の科学諮問委員会Particle Physics Project Prioritization Panel(P5)委員会の議長に選出され、約5,000人の関係分野研究者に影響する今後10年の高エネルギー物理学実験プロジェクトの優先課題の選抜、その間約2兆円の予算使途に関わる報告書を2023年12月に提出し、その後も日米を中心に精力的に研究活動を続けている。
・1986年 東京大学理学部物理学科 卒業 ・1991年 同 理学研究科物理学専攻博士課程 修了。理学博士学位 ・2002年 西宮湯川記念賞受賞 ・2003年 米国物理学会フェロー ・2004年 カリフォルニア大学バークレー校 MacAdams冠教授 ・2007年 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構初代機構長 ・2011年 日本学術会議連携会員 ・2012年 内閣府「世界で活躍し“日本”を発信する日本人プロジェクト」の一人に選出 ・2013年 米国芸術科学アカデミー会員 ・2016年 基礎物理学ブレイクスルー賞(カムランド実験メンバーとして) ・2017年 リニアコライダー・コラボレーション(LCC)新体制副ディレクター(?2020年) ・2017年 アインシュタイン財団「世界に影響力を持つ100人」選出 ・2017年 アレキサンダー・フォン・フンボルト財団研究賞 ・2019年 東京大学特別教授、カブリ数物連携宇宙研究機構 浜松プロフェッサー ・2022年 米国科学振興協会(AAAS)フェロー ・2024年 ミラー・シニア・フェロー2024 【主な著書】 ・「宇宙は何でできているか」幻冬舎(2010) 中央公論新社新書対象2011 受賞 ・「宇宙は本当にひとつなのか」講談社(2011年) ・「宇宙はなぜこんなにうまく出来ているのか」集英社インターナショナル(2012年) ・「宇宙になぜ我々が存在するのか」講談社(2013年) ・「村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか?」朝日新聞出版(2013年) ・「宇宙を創る実験」集英社新書(2014年) ・「宇宙はなぜ美しいのか」幻冬舎(2022)など多数
・1986年 東京大学理学部物理学科 卒業 ・1991年 同 理学研究科物理学専攻博士課程 修了。理学博士学位 ・2002年 西宮湯川記念賞受賞 ・2003年 米国物理学会フェロー ・2004年 カリフォルニア大学バークレー校 MacAdams冠教授 ・2007年 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構初代機構長 ・2011年 日本学術会議連携会員 ・2012年 内閣府「世界で活躍し“日本”を発信する日本人プロジェクト」の一人に選出 ・2013年 米国芸術科学アカデミー会員 ・2016年 基礎物理学ブレイクスルー賞(カムランド実験メンバーとして) ・2017年 リニアコライダー・コラボレーション(LCC)新体制副ディレクター(?2020年) ・2017年 アインシュタイン財団「世界に影響力を持つ100人」選出 ・2017年 アレキサンダー・フォン・フンボルト財団研究賞 ・2019年 東京大学特別教授、カブリ数物連携宇宙研究機構 浜松プロフェッサー ・2022年 米国科学振興協会(AAAS)フェロー ・2024年 ミラー・シニア・フェロー2024
【主な著書】 ・「宇宙は何でできているか」幻冬舎(2010) 中央公論新社新書対象2011 受賞 ・「宇宙は本当にひとつなのか」講談社(2011年) ・「宇宙はなぜこんなにうまく出来ているのか」集英社インターナショナル(2012年) ・「宇宙になぜ我々が存在するのか」講談社(2013年) ・「村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか?」朝日新聞出版(2013年) ・「宇宙を創る実験」集英社新書(2014年) ・「宇宙はなぜ美しいのか」幻冬舎(2022)など多数
令和6年度通常総会と、PSG特別セミナーのご報告
令和6年度通常総会が、5月27日(月)、東京都港区の「赤坂インテーシティーエア」会議室で 行われ、無事に終了致しました。承認頂きました事業計画に従って、今年度の活動を開始する事となります。 今後とも、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。 また、総会後のPSG特別セミナーでは、日本経済新聞編集委員の小玉祥司先生から 「ILCと宇宙 〜科学が強める日米連携〜」の演題で、またKEK(高エネルギー加速器研究機構)の 浅井祥仁機構長からは「ILC推進の現状 〜グローバル計画の展開〜」と題して、ILCの可能性、 国内外の諸情勢、グローバル計画の展開などについて、分かり易く、的確なご講演を頂きました。
第112回加速器科学研究会は2月20日午後、東京都港区赤坂のインターシティーエア会議室で行われ、PSG会員を中心に約50人が出席しました。 広島大学先進理工系科学研究科の栗木雅夫教授が「ILC加速器の革新性と成熟性」 〜ここまで来た“ILCの技術開発”〜 と題して講演くださいました。「大変にわかりやすい話だった」と好評でした。
2023年2月21日 岩手日報-
第110回加速器科学研究会の終了報告
第110回加速器科学研究会は2022年9月6日、東京都千代田区永田町の ザ・キャピトルホテル東急で、120人が出席して盛会裏に終了しました。
来賓出席が予定されていた鈴木俊一財務大臣は急な公務のため欠席となり、メッセージを寄せられました。 研究会では、衆議院議員・甘利明先生が「グローバル・スタートアップ・キャンパス構想と経済安全保障戦略」と題して講演され、引き続く質疑と併せると約1時間半にわたってお話くださいました。
次回研究会は決まり次第、ご案内いたします。
2022年9月7日 岩手日報
第109回 「加速器科学研究会」の報告
{ 以降の研究会は10月、11月にザ・キャピトルホテル東急(東京・永田町)で計画しています 。}
第109回加速器科学研究会は2022年5月25日、90人が出席して盛会裏に終了しました。
ご挨拶が予定されていた鈴木俊一財務大臣は補正予算案が審議入りしたため、お見えになれず、急遽、ビデオメッセージを送ってくださいました。
画像をクリックするとYouTubeで映像を配信 (英語字幕付)
講演会の様子を写真でご報告します。