社団法人 国際経済政策調査会

藤沼亜起(ふじぬま つぐおき)氏第2回「国際会計基準導入に向けた研究会」
平成21年7月10日(金)15:00〜17:00
講師は 藤沼 亜起・前公認会計士協会会長

 2009年4月より「国際会計基準導入に向けた研究会」を設置し、企業内の財務経理担当者などが対応すべきと考えられる国際会計に関わる問題を取り扱っています。また本研究会では、「国際会計」のみならず、「内部統制」・「企業法務」・「ファイナンス」なども適宜取り扱う予定となっています。
  第2回目の研究会では、中央大学大学院ビジネススクール教授の藤沼亜起(ふじぬま つぐおき)先生をお招きして開催いたします。藤沼先生は、1968年に中央大学商学部を卒業し、公認会計士登録、新日本監査法人代表社員を務めた後、同法人を2007年に退任し現職に就かれております。また藤沼先生は長く国際的活動を担当しており、日本人として初めて2000年に世界会計士連盟(IFAC)の会長に就任しました。その後は日本公認会計士協会会長に就任し、2004年〜2007年までの3年間、その重責を担われております。現在は現職の他、国際会計基準委員会財団評議員(トラスティー)、財務会計基準機構評議会議長、金融庁企業会計審議会臨時委員、東京証券取引所グループ株式会社社外取締役など多方面で活躍されております。
 今回の研究会では、内外の会計事情によく精通しておられます藤沼先生に、「国際会計基準(IFRS)の採用に向けて」と題しまして、世界金融危機下でのIASCF(国際会計基準財団)及びIASB(国際会計基準審議会)が直面している課題、また日本におけるIFRSの採用に当たっての適用上及び準備上の問題点等についてお話いただきます。

過去のイベントに戻る